「美」の街・丸の内
- 写真部 三田高校
- 2018年12月28日
- 読了時間: 4分
更新日:2019年1月12日

年の瀬もすぐそこに迫ってきました。いかがお過ごしでしょうか。12月27日、東京・丸の内周辺を散歩しました。
夕方に出発したため、普段とは違う丸の内の姿を見ることができました。今回は訪れたスポットを4つご紹介します。
① 三菱一号館美術館
実は今回の散歩は三菱一号館美術館で開催されている「全員巨匠!フィリップス・コレクション展」がメインのつもりでした... この展覧会ではアメリカのアートコレクター、ダンカン・フィリップスが収集した70点を超えるコレクションを一挙に見ることができます。中にはピカソやゴッホ、セザンヌ、マティス、モネといった日本でも有名な画家の絵画も多数あり、何かと「お得」な展覧会でした(笑)。


「全員巨匠!フィリップス・コレクション展」ついて詳しくはこちらから
https://mimt.jp/pc/

この三菱一号美術館の建物の第一の特徴はなんといってもこの厳格なレンガ造り。実はこの建物、2009年に建てられた新しい建物なのですが、明治のレンガ造りや木を使用した床など明治の面影を忠実に再現しています。
落葉樹に残った黄葉とのコンビネーションも最高です!
私は今回行きませんでしたが、同じ館内の Cafe1894 では当時の銀行窓口の姿も見ることができるみたいですよ!まるで明治時代にタイムスリップしたみたいです。
丸の内はこういったレトロな建物が共存しているので、散歩していて飽きません!

② 丸の内イルミネーション(丸の内仲通り)

テレビや雑誌などで良く取り上げられる冬のイルミネーション。特にここ丸の内のイルミネーションは有名ですね。私も長らく行ってみたかったところでした!12月は17時からライトアップが始まるようですが、実際に行ってみると人がたくさんいて、警備員やボランティア?の方々が交通整理をしていました。

木々から「シャンパンゴールド」という豪華な色があふれ出し、ブランドショップが並ぶ通りをさらにドレスアップします。お店から発せられる電球色のやさしい色と相まって街並みが普段以上に麗しく見えました。
私は行きませんでしたが、今年は丸の内の他に有楽町や大手町仲通りでもライトアップが行われているようです。

丸の内イルミネーションについてはこちらから
このイベントは2019年2月17日(日)まで行われているようです。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
③ 屋上庭園「KITTE ガーデン」


こちらも広く知られている場所かもしれません。2013年に旧東京中央郵便局跡地に建設されたJPタワーにある商業施設「KITTE」。
6階には「KITTE ガーデン」という展望台があります。屋外なので冬は着込んで行かないと風にさらされて風邪をひくかもしれません(笑)。

KITTE ガーデンからは東京駅の赤レンガ駅舎、駅前ロータリ、丸ビルを含む高層ビル群を一望することができます。
「東京の夜景はこんなにも美しかったんだ!」と改めて感じました。東京にお住まいの方はもちろん、遠くからお越しの方、あるいは外国の方にも見ていただきたい場所です。
夜景撮影の練習にはもってこいだと思います!

④ 東京駅プロジェクションマッピング

KITTEから帰る途中に気づき、寄ってきました。「東京ミチテラス2018」というイベントの一環?でプロジェクションマッピングが行われていました。(もう少し調べてから行けばよかった…) 駅舎中央の左右に突き出ている壁あたりにアニメーションが照射されていました。光の筋が美しく上っては下りといった幻想的なアニメーションが写されていました。もしかしたらこれも東京2020をイメージしているのかも?
東京ミチテラス2018についてはこちらから
http://www.tokyo-michiterasu.jp/
丸の内周辺は私が小さいころに買い物などでよく行っていて、今でもよく覚えています。ですが少し時間をおいてまた再訪してみると、新しい発見や街の美しさを再認識することができました。新宿や渋谷といった街とは違い、建物一つ一つに日本一のビジネス街にふさわしい品と格があり、三菱一号館のようなレトロな建物と調和しています。反発しあっていないのです。ましてや雑多な看板広告なども一切ありません。ここまで整ったステキな街が他にあるのか?と疑ってしまうほどに街全体が美しいといった印象を受けました。
カメラを片手にしたお散歩にはとても気持ちの良い場所です。皆さんもぜひ丸の内を訪れてみてはいかがでしょうか。

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